裏切り者の救命簿 第61話:五つの救命案

停電した都市を見下ろす旧庁舎で避難命令を確認する真壁朔

五つの救命案は、どれも違う色の表紙で届いた。病院の電力を先に戻す白、移動窓口を増やす青、地域の拒否権を厚くする緑、通信のない地区へ紙の確認者を置く黄、すべての保留を中央へ集める赤。朔は中身を見る前に、裏表紙を並べた。どれにも提出者の名がない。代わりに同じ位置へ「最終承認先」という空欄があり、下に細い線が一本引かれていた。選ぶ案が五つあっても、最後に座る椅子が一つなら、七年前からどれほど変わったのだろう。

第四部の最後に、朔は自分が零号裁定の確認欄を開き、未到達の異議を見たあとで承認した記録を受け取った。改ざんされた被害予測を追う責任と、押したことの責任を分けて残す。今日の会議に参加するのは、過去の判断を消すためではない。次の判断を一人へ戻さないためだ。しかし委員長の席には朔の名札が置かれていた。環は名札を裏返し、「あなたが説明できることと、あなたへ全票を預けることは違う」と言った。

会議の外では、沿岸二県に強い雨の予報が出ている。実際の被害はまだないが、潮位と河川の上昇が重なる可能性がある。自治体は避難準備の確認を始め、診療所は電源と搬送路を点検していた。五案はこの訓練と、もし夜間に通信が途切れた時の運用案として提出された。誰かの命が今この瞬間に迫っていると演出すれば、検討を省く口実になる。逆に、訓練だと軽く扱えば、現場に残る穴が見えない。律は予測、訓練、実際の要請を別々の時刻欄に書いた。

白い案には、病院の主電源を優先し、ほかの施設を一時的に待たせる想定があった。青は移動窓口を三台増やして受領先を近くする。緑は地域ごとに停止を申し出られる代わり、再開には二つの自治体の確認を要する。黄は通信の届かない地区で紙の確認者を二人置く。赤は未確認の返答を中央で一括して裁く。どれも一行だけ読めば善い案に見えた。だが白には待つ診療所があり、青には車を動かす職員が要る。緑は声を拾うが、遅くなる人もいる。黄の確認者は疲れる。赤は速い代わりに、また誰かを知らないまま選ぶ。

朔は五枚の表を横にした。被害の予測値は小数点まで違うのに、「情報不足時の最終承認」の文だけ同じだった。「指定者が総合的に判断する」。指定者が誰か、判断材料を現場が拒めるか、あとで異議を出せるかがない。七年前、朔の端末にあった「問い返す」と「承認する」は同じ大きさのボタンだった。それでも、誰へ問い返しが届くかは書かれていなかった。文字を増やさず責任を消す方法は、今も生きている。

環は五案の配布元を調べるよう書記へ頼んだ。提出者を推測して相手を責める前に、最初に書いた人、途中で整えた人、会議へ持ち込んだ人を分ける。書記が示した回付記録では、白は地域病院の連絡会、青は空席の支援員、緑は沿岸自治体の防災室、黄は診療所の連合、赤は政府の危機管理事務局から来たことになっていた。ただし「から来た」は原案を作ったという意味ではない。五案とも、一度同じ政策調整室を通っている。

久世は赤い案の表紙を指した。「高城が整えたのか」。彼の弟が汐見湾で少数へ数えられたことを、部屋の誰も忘れていない。だが疑いを事実へ昇格させれば、反対する相手の案まで読まなくて済む。律は「調整室を通った」とだけ記録した。高城の署名はない。逆に、署名がないから関与がないとも言えない。朔は赤を一番下へ隠さず、五案を同じ高さに戻した。嫌いな案を読まない会議なら、採用しない理由も説明できなくなる。

青の提出者欄にある空席の支援員へ、環が連絡を取った。本人は移動窓口を一台増やす提案をしたと答えた。三台ではない。「夜の交代要員が足りないから、一台を二人で回す」と書いたのに、印刷された青い案から勤務表が消えている。台数が増えたことだけなら、支援が厚くなったように見える。交代要員が消えれば、疲れた職員へ判断を押しつける。支援員は会議への同席を望んだが、保護している利用者の名前は出さないことを条件にした。

緑の自治体担当者も、地域の拒否権について訂正した。原案では一つの地区が停止を求めたら、その地区の代表と現場の医療者が再開を協議する。配布版は隣の自治体の承認を必須にしていた。隣へ相談すること自体は大切だが、通信が途切れた場合はどちらの地区も動けなくなる。担当者は「拒否権を増やしたようで、実際には使う人を減らしている」と言った。朔は七年前の現場からの異議が、届いた番号だけ残して本文を失ったことを思い出した。権利の名称と、行使できる条件は別だ。

黄の紙の確認者は、診療所の看護師が提案した。連絡網に入らない小さな集落で、避難の知らせを口頭で確かめるためだ。配布版には「二人が署名するまで搬送停止」とある。看護師の原案は反対で、署名を待つ間も既に現場が確認した搬送は続ける。紙は、新しい指示の到達を確かめる道具だった。患者を止める錠前ではない。律は原案の余白に残る「既存搬送を止めない」の筆跡を写真で保存し、配布版との差を並べた。

白い案の病院連絡会には、院内で使う電力の上限が記されていた。配布版ではその数字が消え、病院優先が無制限に読める。担当者は、手術室と保冷薬の最低限を守りながら、隣の介護施設の呼吸器へも供給を残すため上限を書いたという。白を選べば病院を守れるという単純な話ではない。何を病院の内側と呼ぶかで、同じ患者の生活が線の外へ出る。朔は白の最初のページへ、「上限の欠落は提案者の判断ではない」と赤字で書いた。

四案に変更が見つかると、赤だけが無傷に見えた。久世はその整い方を気味悪がった。赤の原案を作った事務局の担当者は、会議へ出て説明すると答えた。彼女は「中央へ集める理由は、地方を信用しないからではない」と言う。夜間に自治体が連絡不能になった時、誰も決めずに時間が過ぎることを恐れていた。彼女には昨年、返答先が分からず薬の搬送が遅れた記録がある。朔はその記録を読む。中央集約に反対するなら、返答不能の夜にどこへ判断を置くかも答えなければならない。

しかし赤にも省かれた頁があった。担当者の原案には、中央へ送るのは「未確認の一覧」だけで、中央は現場へ再確認の相手を割り当てると書いてある。配布版は一覧の受領を裁定の権限に変えた。「集める」から「決める」へ、動詞が変わっている。担当者は配布版に署名していない。五案すべてが、同じ方向へ少しずつ押されていた。病院の上限は消え、車は増え、拒否には遠い承認が要り、紙の確認は停止条件になり、一覧の集約は裁定に変わる。違う方法を選んでも、最後に中央の一人が必要になる形だ。

環は調整室の編集履歴を開いた。変更した端末の番号は残るが、個人名は共用の編集権限に隠れている。高城本人の指示を見つけたい者には不満が残る。だが履歴には順番がある。五案が届く前に、共通の「最終承認先」欄を持つ書式が作られていた。書式を先に置き、そこへ違う案を流し込んだ可能性が高い。犯人探しを急がなくても、今ここで誰の言葉がどの欄で変わったかを直せる。朔は書式の版番号を控え、変更の責任者を独立監査へ回した。

芽衣はこの経緯を聞き、「五つの偽案」という見出しを考えた。青の支援員も緑の担当者も、本当に提案している。偽物なのは案の存在ではなく、配布された姿を本人の判断だと見せることだ。芽衣は見出しを消し、各人に自分の原案の範囲だけ確認してもらうことにした。高城の名前で一本の悪事にまとめれば、読者は分かりやすい敵を得る。だが変更された五つの判断は、記事の外へ追い出される。彼女はその代償を、過去の告発で知っていた。

休憩の間に、診療所から短い連絡が入った。今夜の大雨に備え、古い患者搬送路の一部を使わない方がよいという現場の判断だった。雨はまだ降っていない。現場は別の道を確保しており、今すぐ全国の案を選ぶ必要はない。会議の進行役は「重要案件だから中央で統一を」と言いかけた。朔は声を上げず、「その道を使う人たちが、既に代替路を確認しています。新しい命令で現場の確認を上書きしないでください」と返した。彼が過去に押した承認の重さは、今度は黙る理由にならなかった。

代替路の確認票には、担架の通れる幅、橋の冠水前の目印、交代する職員の時刻があった。朔は詳細な道順を会議資料に載せないよう求めた。保護対象の患者がどこを通るかまで、制度設計のために広める必要はない。会議に必要なのは、現場が確認済みの搬送と新規指示の承認を分けられるかどうかだ。久世は地図から個人の移動を推測できる欄を外し、確認の責任者だけを残した。誰かを守るために隠した情報が、また判断を一人へ寄せないよう、残すべき根拠も同時に書いた。

昼過ぎ、朔は梢から一通の伝言を受け取った。彼女は保護される人々の代わりに五案を選ばないという。空席の中でも、早く公表してほしい人と、身元を知られれば住まいを失う人がいる。青を空席の総意と呼ばないでほしい。梢は自分の立場を明らかにした上で、支援員の原案を本人の言葉として会議へ戻すよう求めた。朔は、彼女が自分に賛成してくれたと解釈しなかった。梢はずっと、家族の利益だけでは選べない場所にいる。

会議は五案から一つを採決する予定だったが、環は延期を提案した。明日の訓練で使う暫定の手順は必要だ。全部を白紙にすると、未確認の返答をどこへ送るか現場が迷う。そこで五案の共通部分だけを抜き出す。現場が既に確認した救助は続ける。新しい指示の受領は、番号だけでなく内容と担当者を確認する。返答できない人の代わりに同意を作らない。どの地域も、保護情報を公開せず異議を出せる。期限を翌日の訓練までとし、その後は提案者本人を招いて見直す。

久世は暫定票の最後に「責任者は誰か」と尋ねた。朔は自分の名前を書く紙へ手を伸ばしかけ、止めた。一人の名があれば、現場の人は安心するかもしれない。だがその安心が、未確認を報告する道まで閉じる。環は運用の責任を継目室が負うと書き、各現場の確認者と返答先を別の欄にした。朔は技術的な説明者として署名し、最終裁定者の欄には署名しなかった。責任を避けるためでなく、持たない権限を引き受けて再び人を黙らせないためだった。

この選択を、赤の事務局担当者は甘いと批判した。「二つの自治体が両方つながらなければ、あなた方の欄は空のままです」。朔は反論を急がず、彼女が持ってきた昨年の搬送遅延の記録を再び開いた。遅れたのは自治体同士が争ったためではない。担当者の交代が通知されず、古い番号へ三度かけたためだ。中央に決定者を置けば短縮できたかもしれないが、返答先を更新する方でも防げた。記録が示す原因と、案が解く原因を混ぜない。それでも中央が必要な場面があるなら、その条件を次の会議で明示する。

書記は五案の差分を全員へ配った。原案、配布版、変更の日時を三列にし、個人の保護情報は入れない。青の台数、緑の承認先、黄の停止条件、白の電力上限、赤の動詞。それぞれ違う場所に小さな変更がある。朔は、同じ悪意が五回働いたと決めなかった。共通書式に合わせるうち、各人がよかれと思って直した可能性もある。結果として一人の椅子へ集まるなら、動機が善意でも止める理由になる。変更者の説明を聞く権利も残す。

灯からは返事が来なかった。昨日、朔は自分の操作記録が公開されても娘の資料は公開されないと知らせ、返答は不要と書いた。今日の五案にも、灯の名は載せない。子どもの拒否権を制度の看板にしたい者はいるだろう。朔は、灯がまだ開いていない封筒を、その看板の証拠にしないと決めた。灯が自分の言葉で話す日が来ても、父が用意した案の賛成票として数えない。保護された沈黙を、先回りした同意に変えない。

夕方の訓練では、移動窓口が一台だけ出た。青の原案どおり、交代要員二人の名前が確認票にあり、疲れたら固定窓口へ戻せる。黄の紙の確認者は、通信が落ちた想定の集落に立った。二人とも、既に始まった搬送を止めないことを復唱した。白の病院側は上限を超えそうなら介護施設へ先に知らせる。緑の担当者は自地区の停止を申し出て、隣の承認を待たずに理由を記録できた。赤の担当者は中央の一覧を読み、誰へ再確認すべきかだけを返した。

訓練は成功と呼べないまま終わった。紙の確認者が交代する七分間、一つの地区で新しい指示の返答先が空欄になった。搬送は現場の確認で続いたが、追加の避難案内は待たせた。赤の担当者は「だから中央で決めるべき」と言い、黄の看護師は「交代を重ねれば現場で直せる」と答えた。どちらも待った人の時間を見ている。環は二人の意見を採否へ急いで振り分けず、空欄ができた時刻、待った案内の種類、代替の連絡経路を先に残した。

朔は訓練の掲示板で、五案の表紙に同じ赤い線が印刷されているのを見た。「最終承認先」。午前中はその欄を空白にすることで抵抗した。けれど現場で返答先が空白になった七分間を見れば、単に消すだけでも人を待たせる。必要なのは、最終決定者という万能の名ではなく、どの問いを誰へ返し、返せないとき誰が代わって聞き直すかという経路だ。朔は赤い線を消さず、横に「判断の種類」と「次の照会先」を書き足した。

夜、芽衣の取材メモに高城事務局の古い書式が見つかった。五案へ共通の欄を与えた版と、番号の付け方が一致する。ただし作成日は高城がその職を離れた後で、本人が今回の変更を命じた証拠にはならない。芽衣は「高城の亡霊」という便利な言葉を消した。書式は一人が去っても残り、次の担当者の手を同じ方向へ誘う。だからこそ、担当者を悪役にして終わらせず、書式を変えた人と使った人の説明を聞かなければならない。

環は翌日の会議の招待状を作った。継目室、空席、自治体、政府、病院と診療所。それぞれ一人ずつでは足りない。案により待たされる人の声は、組織の代表が必ず持っているわけではない。保護された患者の氏名を公にせず、当事者が話す範囲を自分で選べるよう、別室から意見を届ける手段も用意した。朔は招待先を見て、知っている味方だけで部屋を満たせば、会議は速く終わるだろうと思った。速さが救う人もいる。そのために呼ばれない人を増やせば、また七年前の構図へ戻る。

久世は招待状の最後に、高城の名を加えた。疑いの中心にいる人物を呼べば議論を奪われるかもしれない。呼ばなければ、彼の書式だけを相手にして本人の説明を試せない。環は高城に議長席を与えず、資料と発言時間を他の参加者と同じにする条件を書いた。朔は、自分の過去の承認を問う席も用意してほしいと頼んだ。名札を裏返したまま安全な解説者でいるつもりはない。だが自分の告白で、別の当事者の時間を奪いたくもなかった。

会議室の灯を消す直前、律が五案の原本を別々の封筒へ入れた。白は上限、青は交代要員、緑は使える拒否権、黄は搬送を止めない確認、赤は一覧と裁定の違い。どれも明日、本人の声で確かめる。朔は空白の「最終承認先」欄を見た。そこへ誰の名が入るかを当てる話ではない。明日、誰を入れないまま決められるか。その方法を実際に示せなければ、高城の椅子は空席のまま誰かを待つ。扉の外には、反対する人の足音がすでに近づいていた。

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裏切り者の救命簿

61 / 69

このシリーズの全話 69編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
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61 / 74

このシリーズの全話 74編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
  70. 第70話:消えた席の返事
  71. 第71話:返事を待たない代替席
  72. 第72話:裏口の返送先
  73. 第73話:届かなかった通知
  74. 第74話:丸印の臨時連絡員
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このシリーズの全話 74編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
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  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
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  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
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  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
  70. 第70話:消えた席の返事
  71. 第71話:返事を待たない代替席
  72. 第72話:裏口の返送先
  73. 第73話:届かなかった通知
  74. 第74話:丸印の臨時連絡員
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このシリーズの全話 74編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
  70. 第70話:消えた席の返事
  71. 第71話:返事を待たない代替席
  72. 第72話:裏口の返送先
  73. 第73話:届かなかった通知
  74. 第74話:丸印の臨時連絡員
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この記事を書いた人

NEW MYTH編集室は、AIと共同で未来構想と物語連載をつくるための筆名です。長期連載ではシリーズごとに人物関係、伏線、未回収の謎を記録し、読者が続きを追える構成を重視しています。Future Visionsでは、AIの使い方そのものではなく、AIによって暮らしや仕事、家族、創作の選択肢がどう広がるかを扱います。

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