裏切り者の救命簿 第50話:未来の名前を知る封筒

停電した都市を見下ろす旧庁舎で避難命令を確認する真壁朔

封筒に書かれた娘の現在の名を、真壁朔は指で隠した。七年前にはまだ使われていなかった生活名が、汐見湾の避難所の受領箱から出てきた異議票の宛先になっている。日付の印は災害の翌日。封の端には水に濡れた跡がある。もし当時から名があったなら、誰かが灯の将来を知っていたことになる。だが朔は、その言い方が証拠より先へ走ると知っていた。昨夜の審議で、主語のない中継文を灯の同意へ変えた過ちを、ようやく止めたところだった。

瀬名環は封筒を開かず、机に透明な板を置いた。「いま確かめるのは三つ。紙そのもの、日付の印、宛名が書かれた順番」。久世遼は弟の旧識別番号K-17が受領箱へつながったことで、夜明けまで廊下にいた。兄として封筒を見たい。でも弟の所持品かもしれない箱を、監査の名で自分が開ければ、後から得たものがすべて疑われる。遼は椅子を一歩引き、別の立会人を呼ぶよう環に求めた。自分の欲しい答えを調査の条件から外すためだった。

封筒は二重になっていた。外側の薄茶の紙には避難所の古い日付印、内側の白い折り紙には灯の現在名。朔は写真では一枚に見えた理由を確かめた。外側の窓が水で広がり、内側の文字がそこから透けている。外紙には宛名がない。最初の見落としは、未来を知る誰かではなく、重なった紙を一枚だと思った自分たちの目にあった。朔は安堵しかけ、止めた。内紙がいつ入ったかはまだ分からない。

御影芽衣が避難所の受領箱を撮った連続写真を並べた。箱は七年前に封じられ、三年前に保管庫へ移され、今月の浸水点検で初めて開かれたことになっている。写真の角には封印札が写る。三年前の写真では札の糸が箱の左側から出ているのに、今月の写真では右側だ。箱そのものを開けた証拠ではない。移送時に札を付け替えた可能性もある。芽衣は「不正」と書かず、「付け替え記録の有無」と書いた。読者へ見せる前に、見たことと解釈を離す。

記録官の有馬律は外紙の日付を見て、封印時の手順を思い出した。避難所では投函した日の印を封筒ではなく、外側に巻く控え紙へ押した。箱から出すとき、控え紙と中身を混同しないためだ。しかしこの外紙には、内紙を入れる口が残っていた。「後で別の文書を差し込める」。彼はそう言い、自分が七年前に訂正票を出した薄青い封筒とは違うと認めた。有馬の記憶は手がかりだが、彼が自分の過ちを軽くするため別の紙にしたがっている可能性も記録する。環は有馬を立会人ではなく、証言者に戻した。

有馬は異議票の手続きへ自分の訂正票を結びつけたくなかったのか、と芽衣は本人へ聞いた。「結びつけば、私が三日後まで待った理由を説明しなければならない」と有馬は答えた。彼は当時、子どもの返事を確かめられないまま車を動かしたことを知っていた。それでも訂正票を出すと保護経路が露出する、と上司に言われた。今の有馬にはその命令が誤りに見える。しかし当時の保護の危険が実在しなかったとも言えない。芽衣は彼の悔恨を免罪にも悪意の証拠にもせず、当時の指示書を別に請求した。

朔は灯へ知らせる文面を作った。「あなたの名のある封筒が見つかった」。そこから先が書けない。灯は、七年前の車のことをまた自分で聞くと言っている。父が先に封を切り、衝撃の少ない部分だけ選んで伝えれば、本人を守ったつもりで選択を奪う。朔は「開けるかどうかをあなたが決められる。今は開けていない」と付け加えた。送信前に梢へ見せると、彼女は「名前だけで本人のものと決めないで」と言う。灯の生活名を知る人は、保護手続きの内外にいる。宛先と所有者は同じではない。

灯からの返事は短かった。「外側の紙と内側の紙を分けて、誰がいつ私の名を知ったかだけ教えて」。開封の許可ではない。親としては中身を調べて安全を確かめたい。技師としては紙の順番だけで十分だとわかる。朔は自分の二つの欲求を環に話した。「私情を隠して議事に入れるよりまし」と環は答え、朔を内紙の閲覧者から外した。朔は反論しなかった。灯へ約束した選択の範囲を、自分から破りたくなかった。

朔には、七年前の自分の承認印を初めて見た日のことがよみがえった。被害者だと信じていた欄の隣に、自分の名があった。誰かが先に説明を整えてくれていたら、その場では楽だったかもしれない。だが説明を選ぶ権利ごと渡されていたなら、都合の悪い部分はいつまでも届かなかった。灯に同じ痛みを与えたくないという願いと、灯から痛みを取り上げる権限は別だ。環へ閲覧者から外すよう求めたのは、理想を語るためではなく、自分にまだ区別が難しいと知ったからだった。

保管庫の移送台帳には、三年前の箱の点検記録が一件あった。箱を開けたのではなく、浸水防止の袋を替えたとある。担当者の欄は二人。うち一人は退職し、一人は今も避難所の管理をしている。糸の向きが変わった日付とも一致する。監査員が連絡すると、現職の管理人は「札を外した」とすぐ認めた。古い糸が切れかけ、同じ番号の札を付け直した。台帳に糸の交換を細かく書かず、箱を開けていないことだけを記録した。隠蔽の断定は退いたが、付け替えた札を昔の封印と同じ証拠にしてはいけない。

箱には投函口もあった。三年前に保管庫へ移したとき、その口は板で覆われたが、板の設置日は台帳の二日後だ。二日の間、箱は監視付きの倉庫にあり、担当者なら紙を入れられた。灯の現在名は七年前には存在せず、三年前には既に使われていた。内紙がこの二日に入ったなら、未来を知る必要はない。環は候補期間を狭めたが、「入れた」とは書かない。保管庫へ移る前、避難所で外紙を開いて入れた可能性もある。

芽衣は写真の端に別の手がかりを見つけた。今月の封筒の白い内紙には、角を斜めに落とす切り方がある。三年前の保管庫の受領票も同じ切り方だった。同じ人の仕事とは限らない。倉庫の用紙は、識別しやすいよう全て同じ角を落としていた。内紙は少なくともその用紙から切り出された可能性が高い。過去の封筒へ後から入ったのではないか。七年前の日付と今日の名前が一緒にある理由が、少しずつ平凡で、だからこそ責任を問える形になってきた。

遼は廊下でその説明を聞いた。「未来の名を知る誰かがいたわけではない」。環は頷く。「まだ誰が入れたかはわからない」。遼は弟が関係しているかを尋ねた。旧識別番号K-17の端末は同じ受領箱から出たが、箱には百を超える所持品がある。隣り合っていたことを関係の証拠にしない。朔は遼へ、弟の名をすぐ使って意味を作ろうとした自分を詫びた。遼は「俺も同じことをした」と言う。二人は互いを免責しなかった。ただ、次の紙へ進む速度を落とせた。

倉庫の現職管理人は、内紙の現在名を自分が書いたと認めた。三年前、旧避難所の所持品を本人へ返す事業が始まった。保護中の人の昔の名を台帳へ戻せないため、現在の連絡名を別紙に書き、古い投函物へ添える方式だった。灯の名は保護担当から封書で届いた。本人へ送ったのではなく、「将来、本人が望んだときに存在を知らせる」ための連絡用だ。管理人は善意のつもりだった。だが本人に知らせないまま現在名を旧記録へ差し込めば、灯の今の生活と七年前の事件を、本人が開く前から組織の中で接続してしまう。

環は連絡名を渡した保護担当を調べた。担当は既に異動しているが、送付票が残る。票には「本人へ未告知」「開封には本人確認が必要」と明記されていた。管理人は開封していない。問題は、内紙にその注意を書き写さなかったことだ。箱を見た者には、灯が封筒を受け取るべきだとだけ読める。朔は、自分たちが写真を見て未来の謎だと騒いだことより、本人の選択条件を最初の写真に写せなかったことを重く感じた。注意は別の棚にあった。分けて保存した理由も、分けた後にどう結び直すかも検討が要る。

灯には三つの事実だけ送った。外紙は七年前、現在名の内紙は三年前に管理人が作った。本人へ未告知で、開封には本人の選択が必要。中身はまだ見ていない。灯から「今日は開けない」と返ってきた。朔は長い文章で理由を尋ねそうになり、端末を置いた。「わかった。保管期限と、後で開ける手順を知らせる」とだけ答える。娘がいまの暮らしを続ける一日も、調査が進まなかった日として扱わない。

ただし外紙の投函者は確かめなければならない。灯に渡す権利を守ることと、七年前の審議で使われた文書の真正を調べることは両立する。環は外紙の表面、控え印、受領箱の記録だけを対象にした限定監査を決めた。封を切らず、そこから分かることだけを調べる。芽衣はその範囲を取材ノートへ明記した。読者には「灯の名がある封筒」という見出しの方が強い。だが見出しに生活名を使えば、本人が開く前に世間が所有してしまう。芽衣は記事の主語を「古い記録に後から付いた連絡名」へ変えた。

有馬は外紙の控え印を拡大し、投函時刻の下に小さな「再受付」の字を見つけた。避難所では投函口が一時閉鎖され、未投函の封書を窓口がまとめて受け取った日があった。日付印は紙を預かった日で、異議票を書いた日ではない。七年前の当日に書かれた証拠として使うには、もう一つ筆記の時期を示す手がかりが必要になる。環は有馬へ、以前の誤転記と同じく、小さな欄を大きな結論にしないよう念を押した。有馬は「わかっています」と言わず、再受付台帳を取りに行った。

台帳には三枚の封書が同じ受付番号で束ねられていた。一枚は避難路の訂正、一枚は医薬品の配送先変更、三枚目が今回の外紙だ。最初の二枚は翌日に処理され、結果の受領印がある。三枚目だけ処理欄が空白だった。理由欄には「本人の言葉を見せない形式への異議あり」。昨夜の未開催審議と同じ文言だ。封を開かなくても、異議票は灯の返答欄の扱いに関わっていた可能性が高い。遼は「なぜここで止まった」と聞く。有馬は「止まったのではなく、止めた人がいたのかもしれません」と答えた。

再受付台帳の裏には短い署名が二つあった。一つは窓口の担当者、もう一つは「条件を確かめるまで本人の名で進めない」と書いた現場保留担当。署名は頭文字だけで、K-17かどうかは判別できない。しかし文字の下に、当時の役職名ではなく「同行者」という欄がある。灯の同意として扱われた中継文も「同行に同意した者がいる」だった。同じ単語が別の紙で違う意味を持っている。無線では誰が同行するか曖昧だった。台帳では署名者が同行する役割だ。朔は、七年前の大人の言葉を灯の言葉へ移した瞬間をもう一度見た気がした。

「もし中身に灯の本当の返事があったら」と遼が言った。朔は即座に開けたいと言いたかった。本人の言葉を七年も待たせたくない。だが、灯は今日開けないと選んだ。朔は自分の焦りを声にした。「娘が何を言ったか知りたい。でも、そのために娘の今の返事を踏むわけにはいかない」。環は二つの作業を分けた。外紙と台帳の監査は続ける。中身を本人の意思として使うことは、灯が閲覧を選ぶまでしない。

その決定には費用があった。七年前の再出発を承認した者の確認が遅れる。補償申請の一部も保留になる。環は保留の理由を灯のせいにせず、組織が七年間、本人へ安全な説明の入口を作らなかったためと記した。支援が必要な人には、封筒の内容を待たずに仮受付を続ける。前話で作った調査番号と支援番号を分ける仕組みが、ここで初めて試される。朔は港の診療所へ、封筒の話をせず支援の継続だけ確認した。

梢は灯へ電話した。封筒の中身を尋ねるためではない。「今日は学校どうだった」と聞く。灯は給食のスープがぬるかった話をし、友人と本を交換した話をした。朔は横で聞いていたが、会話へ入らなかった。娘の一日が、七年前の証拠に回収されずに進む。その当たり前を守るために、どれほどの書類が要るのかと思う。同時に、その書類だけで当たり前が戻るわけではないとも思う。

芽衣の記事が出る前に、外部の研究者から問い合わせが来た。「古い日付なのに新しい名を知る封書が見つかったそうですね」。どこから漏れたのか。芽衣は記事にはまだ書いていない。管理人の説明会で使った写真が、内部の共有フォルダへ置かれていた。そこには内紙の名が読める。環は共有を止め、閲覧履歴を保全した。漏えいの責任を芽衣へ押しつけない。彼女は取材のため見ていたが、公表していない。誰が公開範囲を広げたか、別の監査へ切り出した。

管理人は「名前だけなら、いずれ本人に届くと思った」と弁明した。朔はその言葉に怒りを覚えた。娘の今の名は、七年前の誰かの記録を配るための札ではない。しかし、怒りをそのまま処分へ変えれば、三年前に名前を渡した保護担当と、共有設定を承認した継目室の責任が見えなくなる。朔は管理人の説明をそのまま記録し、配布を止めた時刻も残した。被害が起きたかどうかは、まだ灯に負わせて確かめない。

環が共有履歴を確かめると、写真を見たのは研究者だけではなかった。避難所の物資担当も、医療の支援窓口も、本人の名が必要ないまま閲覧できていた。環自身が三年前、災害記録の横断検索を急いで認めたためだ。閲覧を止めると当面の照会が遅れる。止めなければ同じ種類の名がまた流れる。環は検索結果から生活名を伏せ、番号で必要な担当へだけ問い合わせる暫定手順を選んだ。遅延件数も日ごとに公開する。安全のための停止を、見えないまま支援を減らす口実にしない。

夕方、再受付台帳を戻しに来た有馬が「外紙にはもう一つ番号があります」と言った。三枚の封書をまとめる受付番号ではなく、別の細い数字だ。朔は灯台網の番号体系だと思ったが、環は首を振る。七年前の臨時避難所で使った「受け取りを拒める人」の整理番号だった。持ち物や手紙を、本人が望まない限り届けないための印。外紙が七年残ったのは、単に処理を忘れたからではなく、誰かが配達を止める権利を登録したからかもしれない。

台帳の該当欄には、拒否を登録した人の名がない。代理で登録できたためだ。だが代理の場合は、本人へ知らせる条件と期限を別紙に残す規則があった。環はその別紙を請求した。遼は弟のK-17がまた出るかもしれないと考えたが、口にしなかった。朔も妻や娘の名を先に当てはめない。番号が指すのは、誰かの居場所ではなく、渡さない選択を誰が預かったかという手続きだ。

遼は弟が持っていた手帳の複写を出しかけ、しまった。手帳には「渡せないものは、渡せない理由と期限を書け」とある。弟の字に見える。しかし家族の記憶と複写の筆跡だけでは、台帳の代理人へ結びつけられない。遼は代わりに、弟が生きていた最後の週に同じ規則の研修を受けていたか調べるよう、独立の担当へ依頼した。もし受けていなければ、弟が代理人だったという仮説を一つ捨てられる。見つけたい人を見つけるためでなく、間違った見つけ方を減らすための調査だった。

夜になって別紙が届いた。拒否は期限付きで、満了は七年前の災害から三十日後。期限を延ばす欄は空白。それなのに封筒は今まで渡されなかった。理由は「本人へ説明できる者の確認待ち」と書かれている。欄外に、誰かが赤字で「説明できないまま渡すな」と加えた。灯を守ろうとした文にも、灯の選択を七年止めた文にも読める。朔はどちらか一方の名前を付けなかった。

梢はその赤字を見て、「止めるなら、いつ見直すかも書かなければ」と言った。彼女自身も、保護のため灯へ過去の名を知らせない選択をしてきた。必要だった時期はある。それを必要だったまま永久にすることもできる。梢は朔に、自分の署名がその別紙にないことをほっと思う気持ちまで話した。責任を負うなら、関わっていなかった証明では足りない。七年間、見直す場を求めなかったことも記録へ残すと言った。朔は「俺も」と答えたが、二人の空白を同じ重さにしなかった。

最後のページで環の手が止まった。本人へ説明できる者の候補欄には、朔でも梢でも、保護担当でもない一人の名がある。その人は七年前の現場で「同行者」と署名した人物だった。名は墨で消されているが、欄の下には現在の面談予約日時が印字されている。明日の朝、灯自身が選んだ時刻だった。灯は今日「封筒は開けない」と言った。その灯が、別の窓口では説明を聞く予約をしている。朔は電話を取り、すぐ戻した。娘が選んだ面談へ父が先回りして現れれば、また同じことを繰り返す。環は予約票を伏せ、「まず本人に、誰を同席させたいか聞く」と言った。

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裏切り者の救命簿

50 / 69

このシリーズの全話 69編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
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50 / 74

このシリーズの全話 74編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
  70. 第70話:消えた席の返事
  71. 第71話:返事を待たない代替席
  72. 第72話:裏口の返送先
  73. 第73話:届かなかった通知
  74. 第74話:丸印の臨時連絡員
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  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
  70. 第70話:消えた席の返事
  71. 第71話:返事を待たない代替席
  72. 第72話:裏口の返送先
  73. 第73話:届かなかった通知
  74. 第74話:丸印の臨時連絡員
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このシリーズの全話 74編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
  70. 第70話:消えた席の返事
  71. 第71話:返事を待たない代替席
  72. 第72話:裏口の返送先
  73. 第73話:届かなかった通知
  74. 第74話:丸印の臨時連絡員
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この記事を書いた人

NEW MYTH編集室は、AIと共同で未来構想と物語連載をつくるための筆名です。長期連載ではシリーズごとに人物関係、伏線、未回収の謎を記録し、読者が続きを追える構成を重視しています。Future Visionsでは、AIの使い方そのものではなく、AIによって暮らしや仕事、家族、創作の選択肢がどう広がるかを扱います。

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