裏切り者の救命簿 第62話:味方だけの会議はしない

停電した都市を見下ろす旧庁舎で避難命令を確認する真壁朔

会議室の扉を開ける前、朔は席札を一枚外した。「最終承認者」と書かれた白い札だった。昨日の五案はどれも違う道を示しながら、最後だけ一人の判断へ収束していた。札を外せばその問題が消えるわけではない。夕べの訓練では、紙の確認者が交代する七分間、新しい避難案内の返答先が空欄になった。待った人がいる。その七分を理由に中央の一人へ全権を戻す案にも、空欄を見なかったことにする案にも、朔は署名したくなかった。

環が招いたのは五案の提案者だけではない。病院の電力配分に反対する介護施設、移動窓口の増車で勤務が増える運転手、地域の停止権を使いたい自治体と、その判断を待つ隣町、紙の確認に助けられた集落と、確認が遅れた人。最後の人は別室から声だけで参加する。名前も住まいも議事録には残さない。本人が話したい範囲を事前に選び、会議の途中でも切れる回線を用意した。誰かを代表として飾るためではない。

高城は約束の時刻に一人で来た。机の中央へ案内されると思ったのか、入口で少し立ち止まる。環は他の出席者と同じ資料、同じ発言時間を渡した。久世が古い書式の版番号を示しても、高城はすぐには弁明しない。「私の事務局が使った様式です」と認めた上で、「今回、五案の文面を誰が変えたかは見ていません」と言った。認めた部分と知らない部分を分ける答えだ。朔は、それを潔白の証言にも、嘘の前触れにも使わないと決めた。

最初に話したのは病院連絡会の医師だった。白い案の原文には電力の上限がある。手術室と保冷薬を守りつつ、隣の介護施設の呼吸器へも残すための数字だ。配布版から上限が消えた理由を問うと、政策調整室の編集者は「病院ごとに値が違うので全国版から外した」と説明した。医師は、全国で同じ数字を使いたいとは言っていないと答えた。「上限を施設ごとに必ず書く」という欄を残せばよかった。数字を消した結果、境界そのものが消えた。

介護施設の職員は、自分たちが病院と対立したいわけではないと述べた。入居者の一人は病院へ通い、病院の停電にも影響される。それでも介護施設を「その他」へ入れられれば、呼吸器の電池が何時間持つか質問する場所がなくなる。環は白案の評価表へ、「施設ごとの上限」と「境界の外にいる人への通知」を別の欄で足した。病院の医師も署名した。電力を奪い合う敵を作らず、待つ順番を見えるようにする変更だった。

青い案の支援員は、移動窓口を一台、二人交代で回すと改めて話した。配布版の三台では人が足りない。運転手は、三台なら自分たちの休みを返却先のない依頼と一緒に運ぶことになると言った。政策調整室の編集者は「車両の予備はあった」と答える。車の予備と人の予備を同じにしたわけだ。支援員は一台に減らす代わりに、固定窓口へ戻す基準と交代時の引継ぎを必須にしてほしいと求めた。増車を減らすのは後退ではない。受け取れる窓口を実際に残すためだ。

緑の案を出した自治体担当者は、地域の停止権を隣町の承認待ちにした変更を指摘した。調整室は「単独の停止で隣に被害が出ないように」と説明する。隣町の職員も、その心配は理解できると言った。ただし通信が切れた時に隣町へ確認できないから停止できないのでは、危険を見た現場の声が消える。二人は、停止の通知を隣町へ送ることと、停止の効力を隣町の返答へ預けることを分けた。異議の記録を残し、再開には影響を受ける側を含めて確認する。

黄の案の看護師は、紙の確認者を二人置いた理由を話した。一人が倒れても、指示の内容をもう一人が読み直せるためだ。「二人が署名するまで搬送停止」という配布版の一行を、彼女は声に出して読まなかった。代わりに、訓練で確認者が交代した七分の表を出す。既に現場が確認した搬送は続いた。止まったのは追加の避難案内だけ。あの七分をなくすには、救助全体を中央へ渡すのではなく、次の確認者と返答できない時の別回線を決めておく必要がある。

別室の回線がつながった。待たされた人は、七分という数字を訂正した。「私がどこへ行けばいいか分かったのは、その十一分後です」。訓練表は返答先が復旧した時刻で終わっていた。案内が本人へ届くまでの四分を数えていない。声は、怒りを演じるために呼ばれたのではない。「中央なら早いと決める前に、誰へ届いたら終わりなのか書いてください」とだけ言い、回線を切った。朔はその言葉を許可された形のまま議事録へ残し、地名を推測できる詳細は書かなかった。

赤い案の事務局担当者は、未確認の一覧を中央へ集め、確認先を割り当てるつもりだったと説明した。調整室の配布版では、中央が裁定する文に変わっている。彼女は中央の必要を捨てない。夜中、地方の担当者が全員交代して返答先が消えた時、一覧がなければ、誰がまだ待っているかさえ分からないからだ。朔は彼女へ、「集める機能は残し、決める権限の条件を別に書く」と答えた。赤を敵の色として排除すれば、返答不能の夜への備えまで消してしまう。

五人の原案を並べると、調整室が何を変更したかは明瞭になった。上限、勤務、使える停止権、搬送継続、一覧と裁定の違い。編集者は一つずつ理由を述べた。全国共通の文にするため、重複を減らすため、判断を早めるため。悪意を示す告白はない。だが、どの理由も提案者へ確認せず採用し、受け手が失う条件を小さな注へ追いやった。環は編集者を退席させず、誰が修正版の使用を承認したかを尋ねた。編集者は共用の権限で送ったため個人の承認欄がないと言った。

久世は高城の方を向いた。「共用権限を残したのは、あなたでは」。高城は否定しなかった。七年前、災害で担当者が入れ替わった時、申請を止めないために作った権限だという。朔は零号裁定の日、未到達の異議を見てから自分が承認したことを思い出した。共用権限があったからすべてが起きた、とは言えない。彼が押したボタンは彼自身の判断だ。高城の設計責任と、朔の操作責任を同じ一行へ押し込めれば、どちらも検証できなくなる。

高城は「共同権限を廃止すれば、誰も受け取れない夜が来る」と言った。環は「廃止するかは、使われ方を分けてから決める」と返す。受領だけできる権限、内容を編集できる権限、最終判断できる権限を一つの合鍵にしない。高城は、その分離には交代時の遅れがあると指摘した。それはもっともな懸念だった。朔は昨夜の七分と、別室の人が数えた十一分を両方書いた。速さを争うなら、測る終点も揃えなければならない。

午前の終わり、沿岸の雨は予報より早く降り始めた。診療所から、北側の小橋を今夜は使わないという現場判断が届く。患者の搬送先は伏せられている。既存の搬送は別路で確認済みだが、新たな避難案内には別回線の確認が要る。会議は本番の要求に切り替わった。赤の担当者は中央から確認先を割り当て、黄の看護師は紙の確認者の交代時刻を送り、緑の自治体は小橋の停止を隣町へ通知した。朔は全員の動きを一つの命令として呼ばなかった。

返答先の一覧に、古い内線番号が一つ残っていた。移動窓口の支援員が気づく。昨夜の訓練では、交代した職員がその番号へ二度かけ、七分が生まれた。高城は中央に新しい番号を登録すればよいと言う。支援員は、登録後も現場の紙が更新されなければ同じ待ちが起きると返した。赤の担当者は中央の一覧を直し、青の支援員は車の紙を交換する。別々の作業がそろった時刻を、環は返答先の復旧として記録した。まだ本人への案内到達ではない。

一人の議長が採決を急げば、これらの仕事はきっと短く説明できた。白案と赤案を合わせた、などと名前を付ければよい。朔はその誘惑に気づく。五案のうち好きな部分だけ取れば、提案者は自分の原案が何に変わったか追えなくなる。環は暫定手順を一枚にまとめたが、各行に出所と、失われた条件を戻した人の署名を付けた。採用されなかった条件も理由とともに残す。反対票を「議論済み」の印へ変えない。

別室から二度目の連絡が来た。さきほどの人は、会議に戻りたいわけではない。ただ、案内が届いたかを数える時、本人から「分かった」と返事がなくても、届いた扱いにされないか確かめたいという。水路の向こうには、連絡できない人もいる。全員の返事を待てば動けない場合もある。環は「到達確認」と「本人の同意」を別の欄へ分け、返答不能なら誰が現場を再訪するか記した。知らないまま同意済みにしないことと、救助を止めないことを同じ表に置く。

朔は娘の灯の封筒を会議へ持ち込まなかった。彼女がまだ開いていない紙に何があるか、父にも分からない。高城は「家族の目で見た意見も要る」と言った。朔は、自分が父であることを明らかにした上で、「娘の意見はここにありません」と答えた。守られる人を会議の空席に見立てることも、その空席へ自分の声を置くこともしない。灯が将来自分で話すとしても、今日の暫定票への賛成票には数えない。この不在を残すことが、父としての怠慢ではないと信じたかった。

久世は、朔がその場で「信じたかった」と口にしたことを記録に入れるか尋ねた。朔は首を振った。親子の感情は、患者への指示を決める根拠ではない。だが、家族の意見を勝手に代弁しなかった事実は残してほしい。環は、朔の利害関係と発言範囲を明記した。説明者としての署名はできる。娘の代理人としての署名はできない。七年前に彼が押した承認の検証からも逃れない。三つは別々の欄になった。

昼過ぎ、小橋の停止通知が隣町に届いた。隣町の担当者は停止へ異議を出したのではなく、代替路の幅を再測定してほしいと求めた。緑の自治体はその問いを拒否と読まず、現場へ返した。黄の確認者が紙で橋の幅を確認し、青の移動窓口が交代要員を一人送る。白の病院は保冷薬の搬送電源を上限内で確保し、赤の中央一覧は連絡先の更新を配った。五案を一つ採択しなくても、五つの原案が別々の問いへ働いた。朔は初めて、そのことを救命案と呼べると思った。

それでも、別室の人への案内が届いた時刻は遅れた。十一分ではなく、今回は九分。短くはなったが、まだ誰かを待たせた。担当者は成功欄へ丸を付けようとし、本人の返事がないことに気づいて手を止めた。現場の再訪予定が記される。環は「改善」と書いても「完了」とは書かなかった。高城はその慎重さを非難しなかった。彼も、速さの数字だけでは誰へ届いたか分からないことを見たからかもしれない。朔はその推測も議事録へ入れない。

午後の会議では、共用権限の使用履歴を独立監査へ渡すことが決まった。誰が五案を編集したか、どの端末で、いつ、どの版を見ていたか。高城は古い設計の責任について自分の名で説明書を出す。調整室の編集者は五人の提案者へ差分と理由を返し、本人が再提出できる期限を示す。朔は、零号裁定の操作記録を同じ監査へ添える。自分だけの謝罪会見で部屋を埋めず、今の紙がどう変わったかを調べる道を残した。

芽衣は会議の外で記事の見出しを「高城の五案」から「五つの案から消えた条件」に変えた。高城の名は本文にある。隠したわけではない。ただ、誰か一人の悪意で全体を説明すれば、予備車と交代要員の違いも、一覧と裁定の違いも読者から消える。提案者と反対者の言葉は許可された範囲だけ使う。別室の人の九分と十一分は、場所が特定されないよう時間の幅に変え、正確な記録は内部監査へ残した。伝える責任と守る責任を同じ原稿で引き受ける。

夕方、環は暫定票の期限を翌々日の夜まで延ばすか問うた。雨は続く。期限だけ切れて旧書式へ戻るのは危険だが、無期限にすればまた審査のない権限になる。提案者全員と現場の確認者が、明日の同時刻に再検討する条件で一日だけ延長した。更新の有無、反対意見、未到達の案内件数を公開できる形で残す。朔は七年前、自分が開いてから押した警告欄を思い出し、今回は警告を紙の端へ追いやらなかった。

会議後、高城が朔へ声をかけた。「あなたは私を呼ばない方が楽だったはずだ」。朔は否定しない。高城がいなければ、古い合鍵を設計した理由を本人へ問い返せなかった。高城は、合鍵を作った日に「停止の申請者を追える欄」も設けたと言った。朔は初耳だった。五案の共通書式では、その欄が見えない。高城は版番号の下にある小さな枝番を示した。「削ったのは今回じゃない。七年前の配布用からです」。真偽を確かめるため、朔は言葉のまま信じず、元の版の所在を聞いた。

元の版は継目室の保管庫にあった。律が外箱だけを照合すると、高城の言う枝番は確かにある。ただし封印は独立監査が付けたもので、今夜開ける権限はない。朔は「停止の申請者を追える」という表現にも引っかかった。人を追えることと、届かなかった異議を追えることは違う。もし七年前に申請者の名ばかりを追う欄だったなら、それを復活させれば灯や患者を危険にさらす。開封の目的を「発信者の特定」ではなく「停止がどこまで届いたかの経路確認」と書き直した。

廊下へ出ると、別室の回線の表示灯がまだ消えていなかった。会議に参加した人が、切断を自分で選ぶまで待っている。朔は父として灯の返事を待つ時、返事がないことを自分への拒絶として数えそうになる。ここで同じことをしてはならない。環が「明日も参加できます」と伝えると、相手は「必要なら私が決めます」と返し、自分で回線を切った。朔はその小さな終わり方を、票にも証言にも変えず胸に置いた。

夜、監査担当から保管庫の封印記録が送られてきた。七年前の元版には、停止の申請者名を載せる欄と、到達の経路を追う欄が別々にあるという。ただし配布版から片方だけ消えたのではない。二つを一つの「最終承認先」へ畳んだ改訂が、その間に一度入っていた。改訂日の欄には、汐見湾の零号裁定が行われた日付がある。朔は自分の承認が紙の上で未来の五案へ続いているのを見た。誰が改訂を命じたかは、まだ分からない。監査担当は翌朝開くための立会人名簿を添えた。その一番下には、七年前に停止の異議を出し、届かなかったはずの人物の署名があった。

READ ON

裏切り者の救命簿

62 / 69

このシリーズの全話 69編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
READ ON

裏切り者の救命簿

62 / 74

このシリーズの全話 74編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
  70. 第70話:消えた席の返事
  71. 第71話:返事を待たない代替席
  72. 第72話:裏口の返送先
  73. 第73話:届かなかった通知
  74. 第74話:丸印の臨時連絡員
READ ON

裏切り者の救命簿

62 / 74

このシリーズの全話 74編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
  70. 第70話:消えた席の返事
  71. 第71話:返事を待たない代替席
  72. 第72話:裏口の返送先
  73. 第73話:届かなかった通知
  74. 第74話:丸印の臨時連絡員
READ ON

裏切り者の救命簿

62 / 74

このシリーズの全話 74編
  1. 第1話:死者から届いた避難命令
  2. 第2話:明日死ぬ男の事情聴取
  3. 第3話:7分間だけ消えた町
  4. 第4話:救助されたことのない生存者
  5. 第5話:空白の避難地図
  6. 第6話:妻の声は本人ではない
  7. 第7話:記者が売った証言
  8. 第8話:継目室の裏切り者
  9. 第9話:容疑者を先に救え
  10. 第10話:八千二百四十一の空席
  11. 第11話:妻が生きている映像
  12. 第12話:空席への突入
  13. 第13話:指導者のいない組織
  14. 第14話:被害者が作った仕組み
  15. 第15話:承認者は真壁朔
  16. 第16話:署名した記憶がない
  17. 第17話:1人多い救助班
  18. 第18話:閉鎖病院の稼働記録
  19. 第19話:拒否された訂正番号
  20. 第20話:守られた死亡届
  21. 第21話:帰国便の到着時刻
  22. 第22話:7年前の開始条件
  23. 第23話:死亡前の移管先
  24. 第24話:第0号の起動者
  25. 第25話:2つ目の死亡時刻
  26. 第26話:味方を逮捕する日
  27. 第27話:公開できない救命
  28. 第28話:家族に知らせない生存
  29. 第29話:娘が選んだ名字
  30. 第30話:継目室を売る値段
  31. 第31話:死者の町へようこそ
  32. 第32話:到着時刻の死亡札
  33. 第33話:空欄の2人
  34. 第34話:搬送されなかった患者
  35. 第35話:7分後の裏切り者
  36. 第36話:3人目の真壁朔
  37. 第37話:芽衣の告発
  38. 第38話:久世が撃たなかった理由
  39. 第39話:強硬派の投票
  40. 第40話:国を止める鍵
  41. 第41話:死者の反対票
  42. 第42話:七通の死亡時刻
  43. 第43話:生存者の死亡診断書
  44. 第44話:生きている者の反対票
  45. 第45話:鍵を捨てる裁定
  46. 第46話:被害者はいなかった
  47. 第47話:被害届を出せない生存者
  48. 第48話:同意を書き足した人
  49. 第49話:開かれなかった審議
  50. 第50話:未来の名前を知る封筒
  51. 第51話:同行者の面談
  52. 第52話:受け取られた理由書
  53. 第53話:二人分の同意番号
  54. 第54話:正義を分けた七分
  55. 第55話:朔を守った改ざん
  56. 第56話:北側連絡路の担架
  57. 第57話:空席の当番
  58. 第58話:届かなかった停止札
  59. 第59話:動いた窓口の受取人
  60. 第60話:自分で押したボタン
  61. 第61話:五つの救命案
  62. 第62話:味方だけの会議はしない
  63. 第63話:届かなかった異議の立会人
  64. 第64話:梢と環の共同声明
  65. 第65話:消えた二人目の受取先
  66. 第66話:本人へ戻せ
  67. 第67話:保留を配布に変えた机
  68. 第68話:空白の引継署名
  69. 第69話:戻るはずだった先
  70. 第70話:消えた席の返事
  71. 第71話:返事を待たない代替席
  72. 第72話:裏口の返送先
  73. 第73話:届かなかった通知
  74. 第74話:丸印の臨時連絡員
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

NEW MYTH編集室は、AIと共同で未来構想と物語連載をつくるための筆名です。長期連載ではシリーズごとに人物関係、伏線、未回収の謎を記録し、読者が続きを追える構成を重視しています。Future Visionsでは、AIの使い方そのものではなく、AIによって暮らしや仕事、家族、創作の選択肢がどう広がるかを扱います。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次